環境に配慮した梱包って?

管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ

バッグインカートンを考える

2023.05.01

バッグインカートンというのは、主に液体容器で使われる内袋と外カートンの組み合わせ容器のことです。この時、箱から離れているフィルムの長さは、『1/3×2×π×(フィルムから離れている箱の辺の一つの長さ)』です。このフィルムが箱に接するには、フィルムが4÷π=1.27となります。要するに30%弱伸びたら良いことがわかります。小さいバッグインカートンならば、箱の中で袋が滑ると思うので問題はありません。しかし、200リットルとか1トンのBIBとなるとそうはいきません。しかし、計算上、どんなに大きなBIBでもフィルムが一軸方向に30%伸びると箱に接して、内容品の重量を箱で支えることができるのです。ボックスの中で、袋が滑るということも考えても、ナイロンフィルムの破断伸びでもコーナー破裂することはないそうです。