環境に配慮した梱包って?

管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ

包装の分類法

包装は衝撃から物品を守ったり、食品の酸化を防いだりするのに加え、物品の持ち運びをサポートしてくれます。また、パッケージの表面に商品説明が記載されていることもあり、消費者の判断を大きく左右します。では包装の種類はどのように分類されているのでしょうか。包装は大別すると、消費者包装と工業包装とに分けられますが、別の基準で分類することも可能です。形態を基準にすると、個装、内装、外装に分けることが出来ます。用途を基準にすると、消費者包装と工業包装とに分けられます。仕向け地を基準にすると、国内包装、特殊包装、輸出包装に分けられます。輸送手段を基準にすると、トラック用、船舶用、航空用に分類することが出来ます。包装材料を基準にすると、木箱、段ポール、紙袋、ガラス瓶、プラスチック容器、金属缶に分けることが出来ます。包装方法を基準にすると、防水包装、真空包装、無菌包装、鮮度保持包装、危険物包装に分類できます。 消費者包装については、専ら個装に分類することが出来ます。商品の保持が眼目となる包装ですから、そのための包装材を使用することになります。また、個装のデザインはそのまま小売店の陳列で披露されますから、販売促進のための設計が求められます。材料は様々で、主流は金属、プラスチック、ガラス、紙でしょう。他方、工業包装は商品の保持もさることながら、大量輸送で生じるコストダウンに貢献することも求められます。材料は木箱や布袋、段ボールが使用され、陳列されることを前提としておらず、汚れや破損が目立つこともあります。因みに業界では「梱包」という言葉が使用されることもありますが、明確な定義は存在しません。但し慣用として、梱包は専ら工業包装の場で使われます。